スポンサーリンク

本当にその命名でいいですか? ~ちょっと変わってるだけで味わう「名前のメンドクセイ」~

ブログ

こんにちは、みみなをです。

子供の名前がキラキラだと言われ始めたのはいつ頃でしょうか。
もう結構経つと思うので、今はよほどの名前でなければキラキラネームとは言われないかもしれませんね。

私の本名はキラキラネームではありませんが、ちょーっと変わっているため地味に苦労しています。

ちょーっと変わっている…それだけでも、

いちいちメンドクセ…(;´Д`)

と思うので、キラキラネームの子は大変なんじゃないかなあと思います。

別に、キラキラネームに物申す!というわけではありません。

でも名前がちょっと変わっていると、どんな苦労があるのか?
「私の場合は、こういうことがいちいちメンドクセイよ!」というのを書いてみたいと思います。

名前で性別を間違われる問題

名前って不思議なもので、字面を見ただけで「この人は男性かも」「この人は女性かも」ぐらいには判断できますよね。

例えば、

【翔】(かける・しょう)

だったら、男の子かな?と思いますし、

【優香】(ゆうか)

だったら、女の子だよね、と思います。

だからたまに、

【真弓】(まゆみ)

という名前だけ見て、女性かと思ったら男性だったということもありますし、

【光】(ひかる)

って名前だけど、男性か女性かわからないなあ…ということもあります。

これは漢字に《男っぽい印象の漢字》と《女っぽい印象の漢字》があり、何となく名前でも使い分けがされているからですね。

で、ワタシの名前。

漢字を見ると《男性》と判断されがちなんです。

読みは女性だけど、男性にもある読みの名前。

なので、

・学校で先生に「くん」と呼ばれる。
(一番最初に名簿を読み上げる時とか、担任以外の先生とか)
・名前だけ先に見た人から「男の子だと思ってた」と言われる。

ということがしばしばあって、地味に「メンドクセ…(;´Д`)」と思ってました。

うん、別にね、最初だけですから。
ずーっと性別間違えられてるってことはないですし、大人になってからは面と向かって言われることはないですけどね。

でも子供の頃に“性別をしばしば間違われる”のは、人格とか性格とかに地味に影響しているような気がします。

…夫と名前を並べて書いたときは、

「ん?男ふたり?いや、コッチが奥さんだろうな」

と、思われているのだろうか。どうでもいいですが。

フリガナの《ヲ》問題

本当の意味で苦労しているのが、この“フリガナ問題”。

書類に名前を書くとき、その読み方を書く欄がありますよね。

んで、だいたいの場合、

(フリガナ)

って書いてある。

平仮名で(ふりがな)じゃなくて、片仮名で(フリガナ)って書いてあるから、読みは片仮名でお書きなさいと促されているわけです。

で、ワタシの名前。

《を》

が、使われています。

》ではなく《》。

だから当然、フリガナだって、

《ヲ》

と、書くわけです。

が。

《オ》と、勝手に直されるパターンが数知れず。

私にしてみれば、

「なに勝手に直してるんじゃオラァ!!」

という気分です(#^ω^)

“フリガナの《ヲ》が《オ》に直される問題”は昔、銀行でどうしてなのか訊いたことがあります。

その理由とは、

システム上、片仮名の《ヲ》がないため

だったのを覚えています。

ちょっとだけ調べてみたのですが、フリガナに片仮名が使われることが多い理由にはいくつかあって、

・片仮名の方が歴史が長い
・平仮名より片仮名の方が見やすい(読みやすい)
・電算システムの容量の関係上、使える文字が限られていた。

というのが、主な理由のようでした。

「昔っから片仮名使ってるから」
「くせ字、崩し字を書く人の平仮名は判別しづらい」
「容量が足りないんだよーー!!」(ドラクエか?)

いずれも納得できる理由です(-ω-)

ないじゃしょうがないですよね、無いじゃ。

でも、私はいつもモヤモヤした思いを抱いていました。

たった一文字の違いですが、私にとってはアイデンティティーの問題。

私は《オ》じゃない。
《ヲ》でなければ、私ではない。

そのぐらい強固な思いであり、ゼロイチでしかない答えです。

システム上の都合など知るか!
そっちの都合で私の名前を変えるな―――!!

というのが、私の本音です。

年月が経ち、システムの容量云々は改善され、片仮名の《ヲ》が使えることも多くなりました。

でも、今もって“フリガナの《ヲ》が《オ》に直される問題”は完全には解消しておらず、私もいちいち指摘するのがメンドクセイので《オ》で直されたときはそのままにしています。

本人が《ヲ》って書いてるのに《オ》にするってどういうこと?(#^ω^)と内心思うけどね。

書類上、一文字違えばそれは別人。

保険証なぞは未だに《オ》で、公的なものに食い違いが出る(かもしれない)の、大丈夫かよ?と心配になりますが…。
(一応、保険証で問題が出たことはありません)

まとめ

たったこれだけ、たった一文字だけでも、本人にはいちいちメンドクセイ(;´Д`)

ということで。

今度、子供が生まれるという親御さん。

子供の名前は、親がいろいろな願いを込めて付けるものですよね。

だから、よほどおかしな名前でなければ、どんな名前だっていいと思います。

でも、名前は一生付いて回るもの

親が名付けたその名前で、メンドクセイ思いをするのはその子です。

そこんところを、よーく!いや、ちょっとでも!考えていただきたい。

名前を書くたびにメンドクセイ思いをしてきた人間としては、

・書きやすい
・聞き取りやすい
・間違われにくい

これをクリアしてくれれば何でもいいよ!と思います。

漢字の書き間違い問題にもいろいろ言いたいのですが、本名をさらさないと説明が難しいのでやめておきます(´・ω・`)

そして“名前で性別間違われる問題”は、今後は少なくなっていくのかな…と思わなくありません。

近頃は性の多様性が話題に上るようになったため、名前も中性的なものが増えていくかもしれないからです。

名前で安易に性別を断定されないのは、逆にいいことなのかもしれませんね!

 

ではまた(^-^)/

コメント

タイトルとURLをコピーしました