こんにちは、みみなをです。
タイトル通り、わたくし50代の未経験者が、希望だった事務職(パート)に就くことができました!
…で、
「これこれこういうことをしたら未経験オバハンでもオフィスワークに就職できたんだよーん!」
ということを、キャッチーにいろいろ書こうと思っていたんですが。
後から考えても、私が今の会社に就職できたのは、
巡り合わせ
としか考えられないんですね(^-^;
就職できる会社との出会いは“ご縁”
とは聞いていましたが、今回の就職は本当にそう感じるものがありました。
何の役にも立たないことばかりかもしれませんが、未経験オバハンが希望だった事務職に就けた経緯と、感じたことを以下に書いてみたいと思います。
同年代が活躍しているのでは…という予感があった
今の会社の採用担当者はハローワークの職員さんが最初の電話をした時から、
「年齢はこだわらないので」
と話していたらしく(電話口で応募者の年齢を伝える場合がほとんどである)、そこで「おや?」と思いました。
応募8社目にして採用をもらった会社ですが、不採用7社プラス、電話口でお断りされた会社も3社あります。
年齢がネックで×1
未経験者、実務経験がないことがネックで×2
まあ…普通ですよね。
当たり前か、という感じ。
なんたって50代オバハンですから。
年齢にこだわらないと断言したところは、他にはありませんでした。
そして面接では
「とても丁寧に扱われている」
印象でした。
面接前の電話対応も、とても丁寧で「就職希望者にそこまで丁寧にせんでも…」と思うほどでした(笑)
不採用だったそれまでの会社も別に、偉そうだったとか失礼だったとかいうことはありません。
とはいえ、
向こうは選ぶ側。こっちは選ばれる側。
こっちは頭下げる側。向こうは頭下げられる側。
そういう雰囲気、空気感から一歩も外へ出ていない。
でもそれが当たり前。
ずっとそういう「扱い」をされてきた側の私には、何だかすごく、
人間扱いされてる…
という気がしたのでした。
(考えてみれば、会社側だって就活者に「選ばれている」のだから、立場は対等なはずなんですけどね)
はっきり言われたわけでも、はっきり訊いたわけでもありませんが、面接後に私は、
「この会社には同年代の人がいてバリバリ活躍しているんじゃないか?」
という思いを強くしました。
同世代パートが活躍していたおかげ、としか思えない
実際、入社してみれば同年代のベテランパートさんがバリバリ活躍していて、
「ああ、この人たちがいたから50代にも抵抗が少なかったんだろう」
と、予感は間違いではなかったと、思いました。
勤続年数のある50代と初心者50代ではまた別物ではありますが…^^;
それでも、採用する側に「前例」があるのとないのでは、印象がまったく違うでしょう。
つまり、実務経験のない未経験50代で事務職に就けたのは、
同年代が活躍している会社をうまく引き当てたから
というのが、紛れもなく一番の理由だと思うのです。
運、ですよね。
まさに、ご縁。
だって、年齢に抵抗がない・50代が実際に活躍している会社だなんて、どんなに求人票を読み込んだってわかりはしません。
いくら「シニアが活躍中!」とうたわれてても、
「シニアになるまで勤めてる人が、なんだろ」
と思ってしまいますし、
実際にシニアが活躍してたとしても、会社側は
「早く辞めてくれないかな…」
と思っているかもしれないじゃないですか(笑)
同じような能力の人物が応募に来たら、若い方を選びたくなるのはもはや人情でしょう。
私もパソコン教室へ通ったり、職業訓練を受けたり、少しは事務系のスキルアップのために努力してきたつもりです。
しかしそれは、付け焼き刃でしかない…と自分でも思っていました。
だって実務経験がないんですからね。
私が採用に至った原因は、ただただ、
会社側が50代に抵抗感が少なかったこと、あとは応募がタイミング的によかったから…ではないでしょうか?
面接対策もかなり効果あった…かも?
タイミングよくそういう会社を引き当てた、運がよかった、だけではアレなので私がやった面接対策も書いてみたいと思います。
採用をもらった会社以外では特に対策などしなかったせいもあり?面接まで至っても連戦連敗。
会社側からの「何か質問はありますか?」という逆質問に、何を質問していいのかさっぱりわからなかった私は、
「制服はあるんでしょうか?」
などという、どーでもいい質問しかしていませんでした(本当にどうでもいい)
この逆質問を何とかした方がいい!と思った私が参考にしたサイト様がこちら↓
こちらの質問例の中からひとつ、そのまんまを使わせていただき、非常に効果的だったのでは…思っています。
質問例の文言は自分ではとても思い付くものではなく「こんな風に質問すればいいのか」と大変勉強になりました。
面接に悩んでいる人にはぜひ、見ていただきたいサイト様です!
最後に
せっせとハロワに通い、応募しては不採用になるということを繰り返していると、当然落ち込んでなげやりになったりしてきます。
私は接客業が長かったため、
「事務職なんかもうあきらめて近所の弁当屋にしようか、社割で買えるし…」
と何度も考えました。
でもそのたびに思いました。
何のために1年もかけて、安くないお金もかけて日商PC検定の資格を取ったのか。
何のために4か月もかけて職業訓練を受けたのか。
体力的な不安を覚えて、立ち仕事より座ってできる仕事がしたかったんじゃないのか?
パソコン教室で資格を取り、職業訓練でもフォトショップとイラストレーターの資格を取り、
プライベートでもブログを開設し、年賀状でもフリーソフトで絵を描いて。
自分はこの歳になっても、まだパソコンを使った仕事ができる。
そういう自分でありたかったんじゃないのか…!?
と。
初心に帰る
そういう心の整頓みたいなこともやっていましたね…。
あと、私はどうしても9月までには職に就きたかったので、
「8月いっぱいはがんばって、それでも事務職がダメだったら近所の弁当屋にしよう」
と期限を設けてました。
本当に必要なのは、生活のためにお金を稼ぐこと。
私は今さら「やりがいのある仕事」を求めていたわけではありません。
目標のために今までがんばってきたことを無にしたくないという気持ちは大事だけど、かといってこだわりすぎて「お金を稼ぐ」という主目的を達成できなかったら意味がない。
そういう割り切りも、一方では大事にしていました。
就職や転職に向けてがんばっている同世代の方々。
たとえ不採用をくらっても貴方はダメじゃないし、仕事はご縁だと思います。
どうぞ心を柔軟に。負けるな!
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