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【アニメ】心で号泣、ただし回想シーンで。(『カールじいさんの空飛ぶ家』)

アニメ

こんにちは、みみなをです。

以前の記事で「中高年向けのアニメを作ってほしい」というようなことを書きました。

そこでふと思い出したアニメ映画

カールじいさんの空飛ぶ家

の感想、というか思い出を書いてみたいと思います。

この映画、ディズニーですしテレビでも放送しましたし、ご存じの方も多いでしょう。

78歳のカールじいさんが、亡き妻との約束―“パラダイスの滝”への冒険―を果たそうと、無数の風船を自分の家に結び付け、偶然家に乗り合わせた少年ラッセルとともに大空へ飛び立つ…といったお話。

私はこの映画をテレビで、なんの前知識もなく

「ディズニーのファンタジーか~」

ぐらいの感じで見ました。

が、最初のほうに出てきたあるシーンに、私は激しく心揺さぶられました。

それはカールじいさんが、今は亡き妻と知り合って結婚し二人で生活を始めた…という辺りの回想シーン。

パラダイスの滝へ冒険に行くために、二人はコツコツと貯金を始めます。
しかし人生、山あり谷あり。
不意のケガや災難にあい、そのたびに冒険資金として貯めたお金を使うことになります。
若い二人はめげることなく、そのたびにまたコツコツと貯金をします。
が、生活は夢見る二人に容赦ありません。
冒険資金はなかなか貯まらず、気が付けば、お互いに髪は白く腰は曲がり、すっかりいい歳の老人になっていたのでした……

 

……今…思い出しても、泣けるね…。

ええ私、このシーンには、心で号泣しました…。

なんで…なんで「風船で家が空飛んでいく」みたいなファンタジー映画の中で、ここだけこんなスーパーウルトラリアリスティックなシーンを入れるんだよおおおお!!

オレか?これはオレのことか?
生活に追われて一向に金なんて貯まらず、アラフィフにして未だに、

「俺は……欲しいものばっかりだっ!!!」
「そして、その欲しいものが何ひとつ……何ひとつ手に入らない! それが俺だっ!!!」

と『アオイホノオ』のホノオくんみたいなことを言っているオレのことか!?!?

 

私はここで感情のピークが来てしまい、あとはもう本当に普通のファンタジーな作り話というとらえ方しかできず、全体的な感想としては( ´_ゝ`)フーンという感じになってしまいました。

ちょっと空気読めない系のラッセル少年との絡みも、正直印象には残っていませんw
心を開くのって大事だよ、と言いたかったのかしら?^_^;

 

ちなみに公式には

「無限の可能性がある人生の素晴らしさを教えてくれる愛と感動の人生賛歌」

とありますが、まあそう言われればそういう映画だったかも…ね?

ただ私には、回想シーンのリアルさに全部持っていかれた映画でした(笑)

それこそ子供が見たらあのシーンは( ´_ゝ`)フーンぐらいの印象なんだろうなあ。

気軽に見始めたファンタジー映画で、まさかこんな超リアル現実なシーンが出てきてぶっ刺されるとは思いもしなかった『カールじいさんの空飛ぶ家』、まだ見たことがないという方は一度、ご覧になってみてください。

たぶん、琴線に触れるのはそこじゃないと思いますw

 

ではまた(^-^)/

 

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