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【雑記】「年寄りをいたわらんかい!」を考える

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こんにちは、みみなをです。

漫画では、ジジババキャラが「年寄りをいたわらんかい!」というセリフを言っているのを見かけますよね。

実際に言われたことはないけれど、多くのお年寄りが若者に対して思っていることなのかもしれません。

「年寄りをいたわれ」

自分がアラフィフになって、なぜ年寄りがこのセリフを言いたくなるのかがわかってきました。

「年寄りをいたわれ」の意味

若い頃、このセリフの意味は、

「年長者を敬え」

だと思っていました。

自分より長く生きている者に敬意を示せ、と。

長く生きている分、年下の者よりはいろいろな経験を積んでいます。

その経験がピンだろうがキリだろうが、長く生きていなければできない経験というのは確かにあると思います。

人間いつ死ぬのかわからない以上「生存」という使命を長期間果たしているというのは、敬うべきことのひとつでしょう。

でも私、この歳になってわかっちゃったんだよね。

「年寄りをいたわれ」

これは、敬えとかそんな大層な意味ではなくて、

「わしゃ、体が利かないんだから、せかすな!」

という意味だということに…。

常にある「痛み」

半世紀も体を使っていると、どうしてもあちこちにガタが出てきます( ノД`)

手指、手首に肘に肩。
首まわり、肩甲骨まわり、腰まわりに股関節。
膝なんかもう30代の頃から怪しくなってました。

これらがどういう状態になるかというと、

痛い のです。

生活に支障が出るほどではありません。
湿布を貼ったり、接骨院に行ったりしてはいるけれど、普通に日常生活はおくれています。

でも、痛い。

ただ立つだけ、座るだけが、痛い。
歩くだけ、持つだけが、痛い。

何もしなくても、体のどこかが鈍く痛い。

これは、若い頃にはわからなかった感覚でした。

今は小さい子が飛び回っているのを見ると思いますもん。

「あの子たち、関節痛くないんだよねぇ…」と;^^

年を取ると動作がゆっくりになってくるけれど、それは、

無理に動かすと痛いから

というのが大きな理由だと思います。

だから一見、元気そうに見えるお年寄りも、顔には出さないだけで、どこかが痛い状態なのでは…と私は思ってしまいます。

現役で働くご年配も大勢いるので、痛みを抱えているなんて思えないかもしれません。

 

でも世の中の大半のお年寄りは、体の痛みを騙しだまししながら生きている

 

若いときは、体が常に痛いことなど想像もつきません。
だからスローモーなお年寄りに、ついイライラすることもありましょう。

でも自分の体のままならなさに、一番イラつくのはやはり、本人なのです。

もし実際に「年寄りをいたわらんかい!」と言われたら、

「この人は体の痛みをこらえているんだな…」

と思うと、優しい気持ちになれるかもしれません。

「老化」=「痛み」って不思議じゃない?

それにしても、人間の体って不思議ですね。

こういう体の痛みが「病気」ではなく「老化」によるものなら、なぜ痛くなる必要があるんでしょう。

ただゆっくりとしか動かせなくなる、それだけでよくないですか?

似たようなところで、加齢臭も不思議。

何なの、加齢臭って。

日が経つとモノが痛んで腐り、腐敗臭を放つけど、それと一緒ってこと?

人間も年を取ると生きながらに腐ってくるんですかね。

 

一応言っておくと、50代女性も関節痛に悩まされている人は結構います。

いつもニコニコ元気に働いてるおばちゃんも、そんなことは表に出さないだけ。

 

まだ痛くないアナタも、そのうち痛くなります(笑)

今は痛くない幸せを噛みしめ、たまには全力疾走でもしてみましょう!

 

ではまた(^-^)/

 

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