がんばってPC検定データ3級も取ったので、転職すべく求人サイトを見ている。
サイトを見ると就職難と言われている今日この頃でも、あまたのお仕事が紹介されているのがわかる。
「求人情報って結構あるんだなあ…」と思いつつも、
「でも私はお呼びじゃないんだろうなあ…」と、どんどん凹んでいくのはナゼなんだろうorz
・普通に動けるが、膝痛肘痛持ちで年相応に体力に自信なし。
(コロナ予防のおかげで、年4回は引いていた風邪を引かなくなっただけマシになった)
・自動車免許は持っているものの、ペーパードライバー。
・今まで積んできた職業経験は、ほぼほぼコンビニだけ。
・機転利かない気が利かない、仕事は真面目に取り組むことだけが唯一の美点。
求人サイトで検索するときはどうしても『未経験者歓迎』『学歴不問』『シニア歓迎』等のワードを入れざるを得ない。
それでも求人は意外にある。
人気であろう事務職も「未経験の中高年でも歓迎しちゃうよ!」的な文言が見受けられる。
こちらも身の程はわかっているつもりなので、休日がどうの、給料がどうのと高望みするつもりはない。
だって今が“最低賃金で土日祝出勤”なのだ。
現在の店では、土日祝にプラス時給されることもない。
これに比べればマシなところの方が断然多い。
高望みするつもりはない…
なのになぜ、サイトのページをめくってもめくっても「ここなら私を受け入れてくれそう!」と思える求人が見つからないのだろうorz
求職している人ならほとんど全員同意してくれると思うのだけど、
「求人情報に書いてあることは、まともに信じていない」。
だって、
『未経験者歓迎』→どう考えたって経験者の方がいい
『学歴不問』→経験次第でしょ
『シニア歓迎』→自分で考えても若い方がいい
と、思ってしまわないだろうか?
もちろん例外というものはある。
例えば“経験者”。
長く経験を積んだ人ほど、自分のやり方に固執してしまう傾向がある。
でも同じ仕事でも、職場によってやり方は違うと思った方がいい。
そこで柔軟に対応できれば何の問題もない。
しかし長期経験者ほど自分のやり方に自信があるので「いや、ここはこうした方がいい」などと我を通したがることがある。
こうなると、職場にとってその人は「新参なのにわがままな厄介者」になってしまう。
もちろん、お互いにうまく使い使われることができればいいのだろうが「鼻に付く新参者」を歓迎する職場はあまりないというのは想像に難くない。
しかしだ。
「(そんな人でも)まったく未経験で伸びしろも期待できないようなアラフィフおばさんよりはマシ」
「キーワードを入れとかないとなかなか応募がないから一応入れたけど、そんなアラフィフおばさんに応募されても面倒なだけ」
と思われてるのでは…!?と、どーーーしても考えてしまうのだ…(´・ω:;.:…
しかし一方では、
いやいや。
それはアンタの被害者妄想。
未経験歓迎って書いてあるんだから、堂々と行けばいいんじゃないの?
例え「ホントに来やがった…」と思われても、「求人情報にそう書いてあったので」でいいじゃない。
だいたい会社のほうだって、図々しいんだよ。
若くて学歴も経験も体力もある人がいいって?
かわいくて?
高学歴で?
機転がきいて?
協調性もあって?
ワードもエクセルもバリバリで?
子供のことで煩わされなくて?
更年期障害にも煩わされなくて?
介護だ持病だと面倒なことも背負ってなくて?
そんなモンスター級スーパーウルトラ人材が、時給最低賃金円~の会社に来ると思ってんの??
そんなパーフェクトヒューマンは、もうとっくにGo●gleで働いてるよ!!!
そんな風に考える自分もいる(´・ω・`)
私とよく同じシフトになる外国人バイトくんは、留学生だから学校へ行きながらバイトも掛け持ちしてと大変パワフルだ。
何月に就職して、何年間働いて、いくら稼いで…と、明快なビジョンを持っていて感心してしまう。
どうしてそんなに自信をもって未来を語れるのかと思うが、それはやっぱり覚悟が違うからだろう。
ひとり自国を離れ、慣れない異国で暮らし、生活のための仕事もしながら勉学を積む。
渡航費だって学費だって少なくない額がかかっている。
まさに背水の陣で臨んでいるわけで、そこには「できなかったらどうしよう?」などと悩む隙は1mmもなく「絶対にやり遂げるんだ!」という強い意志しかないのだろう。
ひるがえって、私はどうだろう?
どうしてこんなに自信がないんだろう?
どう考えても経験者や若い人の方がいいとしても、それは持ってないんだからしょうがないじゃないか。
それとも全財産をかけて自営でも起こすみたいな、背水の陣を張ってみるかい?(爆散するのが目に見える)
すべての求人が私を拒否しているように見えても、私は私の持てる駒で勝負するしかない。
「ぜーたくこいてんじゃねえよ。ここはあたしで手ぇ打っときな!!」
と、心で啖呵切るぐらいの気持ちで臨む方がうまくいくのかも、しれない。
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